信頼しあう関係性！
先輩×後輩の
スペシャル対談

僕も以前は中古リノベ事業部にいて、そこにHくんが新卒で入社してきて一緒に働いていたんです。Hくんの初契約も、僕がサポートで入って二人でタッグを組んで一緒に契約をいただいたんですよ。それからしばらくして僕は部署を異動したので、一緒に仕事をしたのは実質1年くらいだったんですけどね。

そうですね、僕の初契約のタッグの相手がAさんです。当時の中古リノベ事業部はタイプの違うエースメンバーの先輩が3人肩を並べている状態で、僕が唯一の後輩。Aさんはそのなかで一緒に頑張ってくれるタイプの先輩でした。
今は深夜まで仕事をすることはありませんけど、当時は日付を跨ぐまで一緒に仕事をしたり、音楽を掛けてテンション上げたり…。期間はそんなに長くなかったけど、めっちゃ濃い時間で面白かったですね。

僕が注文住宅事業部に所属していたときですね。お客様によっては、注文住宅だとどうしても予算に合わない方がいらっしゃるんです。もちろん、お客様は注文住宅を求めているのですが、予算を大幅にオーバーしている状態でたとえ購入できたとしても、月々の返済が大変になりますし、果たしてそれがお客様にとって幸せな暮らしなのか…と、思うことがあって。
そんなとき、中古リノベという選択もありますよと、お伝えして興味を持たれたお客様に、Hくんを紹介したんです。

Aさんは、このお客さんだったらこっちの方がいいと、お客様のことを第一に考え、部署最適ではなく全体最適で物事を見ているんです。お客様もAさんやALLAGIという会社のことを信頼している状態で中古リノベに来てくださるので、もういい物件を提案するだけで決まるというか。
逆に中古リノベ事業部から、注文住宅事業部にお客様を紹介するケースはほとんどないんです。Aさんにとってはまったくリターンがないのにも関わらず、それでも度々お客様を紹介してくれて、すごくありがたかったですね。

たしかに、Hくんにパスすることが一番多かったかな。Hくんは、営業力が断トツで一番だと僕は思っているし、でも決して自分の利益のためだけに動く営業じゃない。お客様のことをしっかり考えたうえで契約を取ってくる営業だとわかっていたので、信頼して任せることができたんですよ。

不動産売買仲介事業部に異動してから、以前のようにお客様を紹介することはなくなりましたが、今でもよく情報交換はしています。つい先ほども、Hくんからお客様とアポイントを取るときのトークスクリプトを教えてもらっていたところです。Hくん、見た目は赤ちゃんみたいな雰囲気ですけど、営業力が本当にすごいんですよ。
たぶん、どういう言葉ならお客様に刺さるか、ずっと考えていると思うんですよね。さっき教えてもらったトークスクリプトも自分の部署ではなく、他部署を持ち上げてALLAGIの良さを伝えるという斬新な切り口でどうやって編み出したんだ？と、思いながら聞いていました。

新築の営業は新築を売りたいから「やっぱり新築がいいですよ」とか、中古の営業は中古を売りたいから「今は中古がいいですよ」、とか言いがちですよね。でも、ALLAGIは全部やっているので、それを言うと仲間内で悪く言い合っているみたいで気持ち悪いんですよ。なので、あまりそういう営業はしたくなくて。それよりも、ウチならこんなことができるし、ここまで寄り添えるというアプロ―チで、会社や人を好きになってもらいたいんです。
でも、その辺のことはAさんたちから教えてもらったんですよ！昔から思っていましたけど、Aさんは本当に勉強家。Aさんからしたら、僕は後輩ですけど、いくつになっても誰からでも学ぼうとする姿勢がすごいと思います。

僕はカッコいいエースメンバー3人の背中を見て育ってきましたし、ずっとこのメンバーでやっていきたいと思うくらい楽しかったので、みんなで何かできることが増えたら嬉しいですね。今は仕事で関わる機会がそれほどないので、先輩たちから忘れられないように成績を上げて、目に留まるようにしておかないと、と思っています（笑）。
ただ、僕も今は役職が上がって部下が増え、できることの範囲も広がっているので、家族のような仲間を集めて、もっとみんなで会社を動かせるような力を身につけていきたいですね。

昔から思っていることですが、まずは大阪で顧客満足度や社員満足度、業者満足度が一番の会社にしていきたいです。正直なところ、やっぱり不動産業界は顧客満足度より会社の利益という風潮が強いので、ALLAGIが顧客満足度を追求することで、逆の風潮が広がっていけばいいなと思っています。もちろん、満足度だけ上げて、数字が上がっていなければ会社は潰れてしまうので、どちらも大事ではあるのですが、長期的に見たら絶対に重要なことなので。
また、組織が大きくなればなるほど人間関係は難しくなると思うのですが、それでも部署の垣根を越えて、連携を取り合える仲の良い組織にしていきたいと思っています。